大阪市天王寺・阿倍野の美容室。クセ毛と向き合い、お客様の「くせ毛」の悩みを本気で解決するサロンです。

こんにちは、美髪ヘッドスパニストのタニガワマオです。


先日自転車で通勤しただけで酸欠になりました。
運動不足ですね、反省します。


今回もカットのお話。

まずはこの写真を見てください。




(ハルさん店長です、眩しそう。)

NOブロー、NOアイロンです。

代表が切った骨格改善ボブです。

一見、さらさらストレートさんですよね。

でも実は、部分クセ毛さんなんです。


今回のブログは、このボブを切るメソッドを公開します。



結構長くなるので早速始めていきます。





まずはネープ(襟足)からカットしていきます。




真ん中にガイド(長さの目安になる髪の毛)をカットしてから、サイドを切ります。

この時、ハルさんは右の襟足にクセがあるので、できるだけ力を加えずにカットします。






次のパネルに移りますが、お気づきでしょうか？


そうです、まだネープを切っているんです！

１ｃｍ上にずらしただけなんです！

この細やかさがswitchがカットが上手いと言っていただける秘訣の一つです。

スライスを細かく分けずにバツンっ！と切ったらガタガタになります。

みなさんそんなカットをされたご経験ありませんか？

僕はあります。

このド下手くそがって思いました。


そしてネープの自然なクセの動きを見てカットするので乾かします。



ぶおおおおおお！！！

激しいドライです。
自然な髪の毛の動きを求めた結果、こうなりました。

ブローブラシなどで綺麗にブローしてからカットをしても
お客様が家で再現できないと判断してこのドライを行います。

美容室帰りの時だけ美しくても意味がありませんので。



乾きましたら、ネープの量を取っていきます。

switchでは基本的にすきバサミをあまり使いません。
(男性のカットでの後頭部の毛量が多い部分での使用などは有ります)


クセ毛さんはご存知の方もいると思いますが、クセ毛にすきバサミをいれるとメチャクチャ広がります。


そんなこんなでネープのドライカットが半分終わりました。




右はドライカットをしてあります、左はまだです。

いかがでしょう？
右のほうがスッと収まっていますよね。


では、ミドルに切り進んでいます。

全部細かく書くと読むのに２時間くらいかかる超大作になっちゃうので
駆け足で進んでいきます。




丁寧にミドルもカットします。




ミドルのストロークカット
早すぎて残像です。




左手はそえるだけ。




そして急に。




がしゃあぁぁぁあん！！！

急に壊します。

なぜ壊すのか。

それは

自然に髪の毛が落ちる位置を見るため。

完璧に切ってあるものはいくら壊してもすぐに元に戻ります。

そしてあえてラフな状態で切ることで、限りなく高い再現性を持たせることができます。
(もちろんコーミングはしますよ、コーミングはカットの基本です)

それに小手先だけでカットをしようとしても壊されると欠陥がすぐに見つかります。

僕もベーシックカットレッスンの時に何度も心を折られそうになりました。

大体毎週折られてました。

多いときは週２のペースで。

最近ちょっとマシです。




最後にきっちりとチェックカットを





～～～～～仕上がり～～～～～






はい、おカワユス。


巻いたらこんなんできます。



やっぱりショートなボブには大き目ピアスが映えますね。




別角度からもう一枚。


美しい理論で切られたヘアスタイルは見ていてうっとりします。


適当にカットされてメチャクチャにされた！という方
本当に自分の骨格、髪質にあったカットをしてほしい。という方
自分はクセ毛だからしょうがない。と諦めておられる方
ぜひ一度switchにお越しください。


switchは絶対に諦めません。

お待ちしております。




◎今回の担当スタイリスト◎


switch 代表　市橋要




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